【HSC】【HSS】なんとなく…我が子に育てにくさを感じたら知ってほしいこと。

HSS型HSC

うまく言い表せないけれど、我が子に育てにくさを感じたり、発達障害や発達の遅れを指摘されたわけではないが、我が子の発達に不安を感じるなんてことはありませんか?

現在9歳の長男が赤ちゃんの頃から、私はよくこんなことを感じていました。

第一子で育児経験がなかったこともあり、私の育て方が悪いからこの子がこんなに泣くのかな、私の対応が下手だからこんなに癇癪がひどいのかなと、自分を責め育児に思い悩む日々でした。

そんな中、育児に関する本を読みあさり出会ったのが、HSCに関する本でした。


この本に出会って、漠然と感じていた【育てにくさ】の正体がわかり、自分の育て方のせいではなかったのだと安心し、とにかくホッとしたことを覚えています。

5人に1人はHSC(Highly Sensitive Child)=ひといちばい敏感な気質をもつ子どもと言われています。

ひといちばい敏感な子というと、繊細でおとなしい内向的なイメージをもちますが、HSCの中の30%が外交的なHSC=HSS(High-Sensation Seeking)と言われ、外交的なタイプの子もいます。

我が家の長男はまさにそのHSS型のHSCであることがこの本を読んで分かりました。

この記事では、ひといちばい敏感で何事にも過剰に反応するタイプでありながら、刺激を求める外交的なタイプHSS

なんだが矛盾しているようだが、共存してしまうそれぞれの気質を持つ子どもの特徴についてご紹介します。

我が子に育てにくさを感じていたり、ぐずり癇癪がひどく自分の育児に不安を感じている方はぜひ最後までご覧ください。

ひといちばい敏感なのに、刺激を求めるHSS型HSCとは

HSCには、どちらかというと内向的で刺激を求めないタイプと、外向的で刺激を求めるタイプがあります。

後者の場合、新しい環境を好みどんどん刺激を求めていきますが、あらゆることに過剰に反応してしまう気質も合わせ持つためストレスを受けやすく疲れやすいです。

HSCの特性通り、深く考え周りの空気をよく読むため脳は常にフル回転している状態。

そのストレスや疲れがぐずりや癇癪につながり、「育てにくい」と感じることがあります。

HSS型HSCの特徴5選

好奇心旺盛!あらゆるものに興味津津👀

外交的で、あらゆるものに敏感でありながら刺激を求める性であるHSS(High-Sensation Seeking)の特徴として、まず好奇心が強いことが挙げられます。

HSSの子どもは慎重ではありますが、それより好奇心が勝りどんどん新しい世界へ突き進んで行くのです。

勇敢といえば勇敢ですが…ひといちばい敏感が気質はしっかり持ち合わせているため、新しい世界へ行けば行くほど刺激も強く、非常に疲れやストレスをためやすいとも言えます。

我が家の長男は幼児期のほとんどを公園で過ごしました。子どもにとって外遊びは、見るものすべて触れるものすべてが刺激的✨️何時間でも外で遊べるのです。

そして、あらゆる刺激に満たされた夜は脳が興奮しているのか、激しい夜泣きに悩まされることもありました(T_T)

退屈しやすい

刺激を求めるがゆえ、刺激がないと退屈してしまうのでしょう…

雨の日で外遊びが出来ない日や、予定がない日はすぐに退屈してぐずりだします^^;

我が家の場合、屋内の遊びではの物足りないことが多く、とにかく外へよく行きたがりました。

そのため、、雨の日も風の日も、雪の日だって一日一度は外へでる生活…

ただ外に出て散歩するだけ、水たまりで遊ぶだけ、それだけでも機嫌は良くなりました。

ただただガソリンスタンドの前で、洗車機を眺めている日もありました笑

癇癪が激しく文句が多い

外向的で好奇心の赴くままに刺激を求めるHSS型HSCの子ども。

HSCの特性である「ひといちばい敏感」な気質も持ち合わせているため、ささいな刺激でも深く考え脳は常にフル回転している状態です。

さほど疲れるような状況でなくても、神経を使い疲弊している場合があります。

その結果、文句が多くなったり、癇癪が激しくなることがあります。

我が家の長男育てにおいて、この『癇癪』が一番頭を悩ませるものとなっています(;_;)

被害妄想が激しく、些細なことで大げさに騒ぐ

あらゆることに敏感なHSC。寒さ、暑さ、痛みといった体の刺激にも敏感に反応します。

冬は着替える時に服をいちいちドライヤーで温めてみたり、寝る時も誰よりの温かい服装で寝ています。

夏は夏で、暑い暑いと大げさに騒ぎたてます。それでも、家にいると退屈なので外へ遊びに行く…なかなか忙しい長男です笑

また、ちょっと注意しただけでも、被害妄想的に捉えることがあり「僕なんかいなくなればいいんだ!」とよくすねています。

親を試すような行動をする

小学3年生にもなると1人で行動できる範囲が広がり、機嫌を損ねるとすぐに「もういい!(ぷんっ怒)こんな家出ていく!」といって勝手に出ていってしまうことがあります。

もちろん何事にも慎重なHSCの子どもなので、無茶なことはしません。

近所をウロチョロして、私が探しにくるのを影から見ているにはバレバレなのですが・・・

自分の言い分が通らないと出ていけばいいとただのわがままにも思えてしまい、どう対応するのが正解なのか、現在も模索中です。

まとめ

上記以外にも、

・ちょっと注意しただけで逆ギレする

・うまくいかないと八つ当たり

・過度に落ち込むのでフォローが大変

など、様々なものがあります。

これだけ見ると、大変なことばかりに思えてしまいますが、

人の心情にも敏感なため、人の気持ちを組むことが得意で友達思い

実年齢の割にしっかりしていて自己管理ができる

弟や妹の面倒を見るのも得意

など、もちろん良いところもたくさんあります✨️

ひといちばい敏感な気質という繊細な部分と、刺激を求め新しい世界へ突き進む大胆な部分と、一見矛盾しているような性質を持ち合わせるHSS型HSCの子ども。

確かにHSSの長男の子育ては、非HSSの妹や弟に比べて遥かに精神面のケアに手がかかることを感じます。

ですが、この「育てにくさ」を感じてしまう要因は、ママの育て方のせいではないのです!!!!!

その子が持って生まれた気質が、他の子より少し扱うのにコツがいるものだったのだと私は思っています。

5人に1人と言われるHSCの中のさらに30%という、生まれ持ったレアキャラです✨️

HSCやHSSについて正しい知識をつけ、その子にあった対処法を模索し、存分にその特性を活かした子育てをしていこうではありませんか!!

私も日々、長男の育児についてはトライ&エラーの繰り返しです。

これからも、HSS型HSCについて学びながら、長男と向き合っていく様子を発信していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました