【ぐずり癇癪】HSCの息子が久しぶりに荒れ狂った朝

子育て

『ぐすり』『癇癪』の激しい息子ですが、もちろん365日通して荒れているわけではありません。

あ〜最近落ち着いているな〜♡いよいよ『ぐすり』『癇癪』から開放される日が来たのかな〜なんて…淡い期待を抱く時もあります。

小学3年生になり、以前に比べ暴れて手を付けられない、パニックの息子が私に向かって叩く、蹴る、噛むといった激しい癇癪になる回数は減りました。

しかし今回は久しぶりに息子が荒れ狂った朝でした…涙。

息子が荒れ狂った朝は☕

荒れ狂う息子を前に私が思うこと

以前の記事に書いた通り、一旦癇癪が発動したら嵐が去るまでひたすら身の安全を確保しつつ「無」に徹する必要があります。

イライラした口調であしらったり、大声で怒鳴り恐怖を与えたりすれば、癇癪は長引き親も子どもも疲弊するだけなのです。

しかし親だって人間です。ただでさえ忙しい朝に、20分も30分も大声で泣き叫ばれ、暴言を吐き続けられると苛つきます。自分との戦いです(;´Д`)

そんな荒れ狂う息子を前に私が考えるようにしていることは、ずばり!

『さあ、この嵐(癇癪)が過ぎ去ったらご褒美は何にしようかな?』

癇癪が発動しているとき、親も辛いですが一番苦しいのは暴れている本人なのだと思います。

得体のしれない不快感なんか、不安なのか、癇癪の直接的な原因が私には分かりません。ですが、暴れるほど自分ではどうしようもない感情に襲われ苦しんでいるように見えるのです。

なので、できるだけ暴れている息子を刺激せず、得体の知れない不快な感情を吐き出しきるまで寄り添うことが最善だと現段階では思っています。

その為に私は、癇癪発動中も自分の機嫌を自分で取る必要が出てきます。

そこで、自分の目の前に人参をぶら下げるわけです✨️

早く癇癪を落ち着かせようと頑張らない

荒れ狂い苦しんでいる息子を、どうにか早く落ち着かせたい。このままだと下の子の幼稚園の準備が間に合わない。いろんなことが脳裏に浮かびますが、癇癪の嵐は私にコントロールできるような代物ではございません。

もう時が来るのを待つのみ。

落ち着かせよう思ってこちらが発した言葉が、新たな火種となり癇癪がヒートアップすることすらあるのです。

そしてこの時に頑張れば頑張るほど、母の心の回復にも時間を要することになります。

ただただ嵐が過ぎ去った後のご褒美を考えつつ、いつもより声高めの優しい口調で、息子の言葉に共感し相槌を打つことに徹します。

人を傷つける行為には毅然とした態度で

癇癪中、母は息子のサンドバック状態です。

ママが話を聞いてくれなかったからだ!

おはようの声が可愛くなかった! ←母の声がもともと低め

ママが俺を苛つかせた!なんで苛つかせるんだ!!!

などなど。暴言がこれでもかぁぁぁぁぁ!!!!!というほど飛んできます。

まともに聞いてはいけません。右から左に受け流す〜♪でないと母の心が持ちません。

更にヒートアップすると、私に向かって蹴る、叩く、噛むといった行動を取ることもありました。

癇癪中であっても、そのような行動に至る場合は毅然した態度で対応します。

人を傷つける行為は許しません。

しっかり目をみて『叩いたり蹴ったりしてはいけない!!!!!』と、この時は声低め(いつものトーン)で強めに、冷静な態度で伝えます。ここで怒鳴って刺激してしまってはすべてが水の泡…

幸い現在は、私が冷静に対処できると叩いたり蹴ったりといった行動をどうにか止めさせることができるようになりました。

まだ幼稚園児のころは、本当にパニックになっている息子が容赦なく叩く、蹴る、噛みつくといった行動を取っていたため、防御しきれず私の身体に青タンが残ることもありました涙

HSCの性質に、「深く考える」ということがあります。ひといちばい敏感な繊細っこは、1を聞いて10受け止めるのです。

ささいな刺激であれこれ深く考え、常に頭をフル回転されている状態なので、指示を出すときには最低限の言葉で落ち着いて伝えることを心がけています。

まとめ

小学3年生になった現在も、息子の『ぐすり』『癇癪』は続いています。

終わりが見えないように思えますが、以前と比べ暴力的な行為を伴い荒れ狂うような癇癪の回数は確実に減りました。

本人いわく、モヤモヤ←『ぐずり』の火種 を、自分でも少しコントロールできるようになってきたそうです。

息子も、起こしたくて癇癪を起こすわけではありません。20分も30分も、長いときは1時間超えで荒れ狂うのは本人も疲れるのです。

持って生まれた性質上、あらゆることに過剰に反応し、深く感じ考え、それにより常に頭をフル回転されているのでしょう。周囲からは理解されにくいですが、本人は相当神経を使い疲れているのだと思います。

ただただ親を困らせたくて『ぐすり』『癇癪』を起こしているわけではない。

息子が成長し、うまく感情の処理ができるようなるまで、母は目の前に吊るす人参のレパートリーを増やして付き合おうと思います💪

最後までご覧いただきありがとうございました。


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