ひといちばい敏感な子(HSC)との付き合い方4歳〜現在

子育て

長男の育児に悩み、地域の子育て支援施設をはじめ各所に相談し、育児本を読みあさった末にたどり着いたHSC(Hight Sensitive Child) という、ひといちばい敏感な気質の子どもの存在。

自分の育て方のせいではなく、我が家の長男が持って生まれた個性なのだと考えられるようになりました。

しかしながら、現在もなお長男の育児はトライ&エラーの繰り返し笑 試行錯誤しながらこの個性と付き合っています。

乳児期から夜泣き、ぐずり、癇癪が激しかった長男。この記事では、長男の育児で最も私の頭を悩ませる『ぐずり』と『癇癪』について、対処の際気をつけいていることをご紹介します。

刺激を求める敏感くん育て最大の壁 ぐずりと癇癪

我が家の長男のように、ひといちばい敏感な子どもの中には刺激を求めるタイプの特性をもつ子が存在します。(HSSと呼ばれる)

好奇心が強く、退屈しやすいため、刺激を求め外へ外へと行動していきますが、そこで受ける強い刺激がストレスとなってしまうようです。

そして敏感であるがゆえ、あらゆる空気を読んでしまう我が子は、幼稚園や学校といった「外の世界」では優等生と思われる傾向にあります。

その結果、家に帰ってから巻き起こるのが、『ぐずり』と『癇癪』というわけです。

癇癪を止める特攻薬はない

一旦長男が癇癪を起こすと、もうこちらが何といっても彼の耳には届きません。

ここで有効な対処法は、『癇癪が過ぎ去るのをひたすら待つ』

現時点ではこれしかないと思っています。

必死にこちらが何かを伝えようとしても、癇癪中の本人はパニック状態でそれどころではありません。こちらの一言が刺激となり、癇癪を激化…長期化させることもよくあります。

『ぐずり』『癇癪』は、多かれ少なかれ子育て中の親であれば誰もが経験することです。

何が辛いって、その『ぐずり』『癇癪』が毎日続く…長時間続く…これが私の神経を根こそぎ削り取って行くのです涙

息子を育て始めて9年、数々の『ぐずり』『癇癪』がありました。なんとかしたいと、市のホームページに記載されている子育てに関する相談窓口には片っ端から相談し、幼稚園や学校、近所の児童館、児童相談所まで思い当たるところにはすべて話しを聞いていただきました。

話しを聞いて貰える人がいる、長男のこと、私のこと、我が家の状況を気にかけてくれる人がいるというのは本当に心強く今も私の支えとなっています。

ですが、長男のぐずりや癇癪が落ち着くという根本的な解決には現在も至っていません^^;

『ぐずり』や『癇癪』が激しいことも個性!うまく付き合うしかないと受け入れました。

癇癪を起こすまで溜め込ませない

癇癪が起きてしまうとだただた嵐の過ぎ去るのを「無」になって待つしかありません…

そもそも癇癪を起こすまで溜め込ませない、これに尽きます。

親も人間です。長時間の癇癪を仏の如く「無」になって過ごせる日は多くありません。いえ、むしろ「無」でやり過ごせる日は少ないのです。

「もう💢いいかかげんにしなさい怒!!!!!」大きな声をだしてしまい長男を刺激した結果、長男が更にヒートアップ!癇癪延長…この負のループを何度も経験してきました。

我が家の場合、癇癪は突然発生するのではなくすべては『ぐずり』から始まります。この『ぐずり』を甘く見てはいけません。

『ぐずり』は長男からのメッセージ。不安、ストレス、疲れ…あらゆるものに人よりも過剰に反応する気質も相まって本人にもよくわからない不快な気分に襲われているのです。

それが『ぐずり』『文句』『反発』といった態度に現れます。

この時点で、長男の話をよく聞き安心させるためスキンシップを多めに取ったりできると、癇癪にいたらずに済むこともあります。

私の気持ちに余裕があるといいのですが、毎回うまく対応できるはずもありません。

「はぁ〜〜また始まった…」と口に出さずとも声にめんどくささが出てしまうと敏感な長男はお見通し『ぐずり』がヒートアップ、それに私のイライラがヒートアップ💢…癇癪発動!!!というのが我が家のパターンです。

『ぐずり』『癇癪』とうまく付き合う

以前は、どうしたら長男の『ぐずり』『癇癪』が落ち着くのか、私の対応をどう変えたいいのかと悩み考え込んでいました。

ですが、起こるときは何をしても起こるののが『ぐずり』『癇癪』なのだと悟りました笑

『ぐずり』『癇癪』が頻繁にあったり、長時間続くととにかく母の心は疲弊します。

何度暴れる長男の横でこっちが泣きたいわ!!!と号泣したかわかりません(;_;)

それでも、育児は続きます。

そのために私がやるべきことはだた一つ!!!

『全力で自分をケアをする』『全力で自分の機嫌を自分で取る』

長男の生まれ持った気質による機嫌の波は、私にはコントロールができません。コントロールできないことは、その場その場で対処するしかないのだと今はなかば開き直ることができました。

長男の対応で疲弊した私を支えてくれているのが、趣味のハンドメイドです。

これまでにあらゆるものを作ってきましたが、現在は子育てのスキマ時間に短時間でも取り組みやすく、準備も簡単な刺繍がお気に入りです。

針をもち、ひと針ひと針指しているときはまさに「無」✨️

いかにしてステッチの幅を揃えるか…自分との戦いです😂少しづつ図案に糸が通り、絵柄が完成していくと達成感があります。

私はハンドメイドの時間を作ることで自分の気持ちをケアしています。

全力で自分の機嫌を自分で取り、私自身がストレスを溜め込むことなく、いつでも機嫌よくいることを第一に考えて過ごすのです!!!

そうすることで、気持ちに余裕を持って長男の機嫌の波をうまく乗りこなせるのではないかと日々奮闘しています💪

まとめ

『ぐずり』『癇癪』について、本当に頭を悩ませ神経をすり減らし、なんとかしたいともがいてきた私ですが、結論、なるようにしかならないという開き直りにより現在の心の安定を手に入れました笑

子育ては長期戦です。母の心が折れることを全力で回避しなくてはなりません。

ひといちばい敏感な子育てにおいて、私の一番の心の支えになったのはやはり同じような気質の子どもを育てるママの発信でした。

まだまだHSCという言葉も一般的とは言えず、我が子にその気質がなければ私も知ることはなかったかもしれません。

私と同じように、子どもの『ぐずり』『癇癪』に疲弊しているお母さんの気持ちが少しでも楽になれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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