【HSC】【HSS】ぐずり癇癪が増えやすい場面を知って、ママの気持ちに余白を作る

ぐずり癇癪

最近子どもの機嫌が悪い、何に対しても文句ばかり言う、ぐずりや癇癪が増えてイライラしてしまう…子どものぐずりや癇癪が増えると、ついその行動にばかり気を取られママのイライラも増してしまいますよね。
そんな時に、ひといちばい敏感な子はママのイライラをいち早く感知し、不安でさらなるストレスを抱えぐずりや癇癪が悪化することもあります…。

子どものぐずりや癇癪が増えた時にはまず、目の前の子どもの行動(ぐずったり文句を言ったり)を一旦に脇に置いておいて、『この子は今、何に疲れているのだろうか』という視点を持つことが大切です。

この記事では、子どものぐずりや癇癪が増えやすい場面をご紹介します。あらかじめ、HSCの子どもが疲れやすい場面を知ることで、ぐずりや癇癪が増えた際にママの気持ちに余裕を持って対応することができます。

HSCの子どもはひといちばい疲れを感じやすい

ひといちばい敏感にあらゆる刺激に反応するHSCの子どもたち。さほど疲れる状況に見えなくても親が思っている以上に疲れていることがあります。

まずはHSCの子どもが疲れやすい場面を知り、子どもとの対話の中で疲れの原因を探り言語化してあげることで、ぐずりや癇癪が続くことを防ぎましょう。

ぐずりや癇癪が増えやすい場面5選

進級、進学、クラス替え

環境の変化大きい春は、多くの人にとって疲れやすい時期です。ひといちばい敏感な子は、周りの雰囲気や表情をよく読み、深く考える特性を持つため、親が思う以上に疲れを溜め込んでいることがあります。

いつも以上に対話を増やし、不安に思っていることや困りごとを言語化してあげることで、癇癪や行きしぶりを防ぐことに繋がります。

大きなイベントの前

運動会や発表会など大舞台は、敏感な子にとって大きなストレスの要因となります。

我が家の長男は、幼稚園のお誕生日会(舞台の上で自己紹介がある)や節分(なまはげ並の強面の鬼が来る)、マラソン大会の前なども機嫌が悪くなり、ぐずり癇癪が増える傾向にありました。

小学校では毎年郊外学習と言う名の遠足があり、長男は毎年それはそれは楽しみにしています。楽しみすぎて、体調を崩してはいけない!!と強く思うあまりに?2年連続で体調を崩し参加できなかった苦経験があります…

最近機嫌が悪いな〜と思ったときは、カレンダーを見て何かイベントが控えていないか確認することが私の習慣となっています。

季節の変わり目

寒暖差や花粉、アレルギー反応が出やすい季節の変わり目もぐずりや癇癪が増えやすい時期です。

寒暖差が大きいと大人でも自律神経が乱れて体調不良になりがちです。ひといちばい敏感が子の身体にも負担が多い時期だと認識しておくと早めに対処することができます。

学校の授業に躓いている

小学生になって、我が家が直面したぐずりや癇癪の新たな要因がこれでした。HSCの特性である完璧主義と、深く考えるという特性が関係しているように感じています。

長男の場合、授業内容を深く考えすぎて単純なことを勝手に難題にしてしまいパニック(深く考える)、簡単な問題もミスしてしまい間違ったことが許せず更にパニック(完璧主義)を起こしているようです。家で宿題をする際に、機嫌が悪くなりイライラしているときは、勉強がわからないという思い込みに支配されている可能性があります。

自宅で落ち着いて解いてみると、本人の力でなんなく解けることがほとんどなのですが、どうしても学校という集団で同じペースで進められる授業では、混乱してしまう場合があるようです。

勉強に躓いたまま授業が進んでいくと、更にパニックになりぐずり癇癪の要因となるため、早めに自宅で対処することが大切です。

友人トラブル

クラス替えや席替えの後などにありがちなのが、友人トラブルです。

あらゆることに過敏に反応してしまうため、席が近くなった友達とそりが合わなかったりすると想像以上に疲れを溜めていることがあります。

また、直接お友達とトラブルになった場合以外でも、HSCの子どもは大きなストレスを抱える場合があります。

例えば、1を聞いて、10受け止めてしまうHSCの子どもは、席が近くのお友達が先生から叱られていたりすると、自分が叱られているわけではなくても頭を使い気を張ったりしています。

10言われても9忘れてしまうのが、子どもというものです。

HSCの子どもは、その持って生まれた性質ゆえに、ふつうの子どもの100倍頭を使い気を張って生活しているということなのです。

まとめ

ぐずりや癇癪の対処にとって何よりも大切なもの、それはママの安定した精神状態です!これがなければ、健全な子育てを続けることはできません。

ママの安定して精神状態を保つためにも、HSC、HSSの子どもが持つ特性を知り、事前に心構えをしておくことが大切です。

もちろんどんなに心構えをしていても、毎日毎日ぐずりや癇癪が続くとママの心は乱れ子育てから逃げたくなる日ももちろんあります涙

それでも、10回のうち1回でも2回でも、落ち着いて対処できたなら合格だと思うのです。10回のうち3回落ち着いて対応できたら、もうそれはHSC子育てのプロです✨️

ぐずりや癇癪が長く続くと、精神的に追い込まれお母さんの心は擦り減っていくこともあります。

ですが、外でめいっぱい頑張ってきた子どもが、家に帰りお母さんの前でわがまま放題、溜まった疲れをぐずりや癇癪で発散させることは、その子にとって家が安全基地となっている証拠でもあります。

子どもにとって安心できる場所であるからこそ、子どもは自分の素の気持ちを出せるのです。

私たちの子育ては間違っていない!胸を張って、これからも一緒に子育てに励みましょう♪

最後までご覧いただきありがとうございました。


コメント

  1. moco より:

    うんうん!!そーそーと読みながら
    本当にお疲れ様です。。
    私も(笑)と。
    ぜひ
    今度スーパー銭湯!
    お風呂もスッキリするヨォ^ ^

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